成熟した幼虫の体色は黒色または赤色で、背側に黄色またはオレンジ色の突起が2列に並んでいます。側面に沿って短い黒い突起があります。疣足は黒色です。
テキサスやアリゾナなどの気温の高い地域では、全身が赤色の個体が多いようです。
頭部付近には黒色の二対の長い角があります。
食草はアリストロキア・セルペンタリアなどのウマノスズクサ科の植物を食べます。
ウマノスズクサ科の植物は毒性のあるアリストロキア酸を含み、幼虫時代にその葉を食べることによって、体内に毒を蓄えます。この毒は成虫になっても残り続けます。
毒を持つことによって、鳥などの捕食者から身を守っています。