北アメリカでは「mourning cloak」(喪のマント)といわれています。
「mourning」とは特に死による悲嘆、哀悼、喪、喪中、追悼、喪服、喪章のことを示す言葉です。
また「cloak」(クローク)は袖のないコートやマントを示す言葉です。
チョウは世界各地で人の死や霊に関連する概念があります。
キベリタテハは翅の裏側の色が灰色または黒色なので喪服に結び付けられていると考えられます。 また、黄白色の太い縁が袖のない部分に見えたのでしょう。
2001年にアメリカのモンタナ州の州のチョウに採用されました。