ベニスジカワリタテハモドキは季節によって翅の模様と色が大きく異なるのが特徴的です。
今回紹介するのはベニスジカワリタテハモドキの乾季の形態です。
翅の表側はこげ茶色で、両翅を横断するように赤い帯模様があります。前翅の上部の縁には青紫色の縦縞模様があります。
また、前翅の赤い帯模様の中央に白の斑点があります。この白の斑点は若干青紫色がかっています。
後翅には青紫色の縦縞模様はありません。後翅の赤い帯模様の中央に黒の斑点があります。
翅の裏側は表側と大きく異なります。
翅の裏側は茶色です。表側の模様をそのまま茶色に置き換えたような見た目です。しかし、翅の内側が樹皮のような模様をしています。
オスメスで見た目に大きな違いはありません。