成熟した幼虫の体色はベージュ色で、節ごとにオレンジ色の枝分かれした棘があります。このオレンジ色の棘は先端部分が黒色です。疣足はオレンジ色で、気孔は黒色です。
頭部はオレンジ色で、角はありません。
食草は「Aristolochia clematitis」(クレマティティス)などのウマノスズクサ科の植物を食べます。
ウマノスズクサ科の植物は毒性のあるアリストロキア酸を含み、幼虫時代にその葉を食べることによって、体内に毒を蓄えます。この毒は成虫になっても残り続けます。
毒を持つことによって、鳥などの捕食者から身を守っています。