見た目が特徴的なアオスソビキアゲハですが、飛び方も特徴的です。
翅のサイズと体の長さの比率がはるかに小さいため、アオスソビキアゲハは旋回飛行を行い、トンボを連想させるような方法で素早く翅を打ち、ダーツの投げ矢のように飛んでいきます。また、長い尾が舵として機能します。
アオスソビキアゲハは英名では「green dragontail」(グリーンドラゴンテイル)と呼ばれています。また、トンボの英名は「dragonfly」(ドラゴンフライ)です。
竜の尻尾を思わせる長い尾と、トンボのような飛び方をすることから「green dragontail」と名づけられたと考えられます。