スンダハレギチョウ

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スンダハレギチョウ

学名:Cethosia penthesilea

今回はオレンジの晴れ着、スンダハレギチョウについて紹介していきます
シロヒトリ

分類

スンダハレギチョウはタテハチョウに属しており、その中のドクチョウ亜科に分けられていてます。

ドクチョウ亜科のハレギチョウ属に分けられています。

ハレギチョウ属はキアネハレギチョウベニハレギチョウなど多数存在します。

生態

1年を通して発生する多化性です。

生息域

インド、ベトナム、マレーシア、インドネシア、シンガポール、オーストラリア北部などの主に東南アジアに生息しています。

森林、熱帯雨林などに生息しています。

主に東南アジアに生息しているチョウなんだね
イモチャン
4 - 7月までの乾季の初期に多く発生します
シロヒトリ

成虫

スンダハレギチョウは日中に活動し、様々な花から吸蜜します。

幼虫が毒のあるトケイソウ科を食べるので、毒を体内に蓄えていて、鳥などに捕食されるのを防いでいます。

幼虫・成虫の派手な模様は自分に毒を持っていることを知らせる、警戒色です。

翅を開張すると6 – 7cm前後になる、中型の蝶です。

森の太陽に照らされた隙間を飛んで、頻繁に止まります
シロヒトリ

幼虫

成熟した幼虫の黒色で、体の節ごとオレンジの縞模様と黒い棘があります。また、体の中央の白い帯模様が特徴です。

頭部と疣足は黒色です。

食草はアデニア・ヘテロフィアなどのトケイソウ科の植物を食べます。

トケイソウ科植物にはアルカロイドが含まれており、成虫になった後もとして機能しています。

群れを作って植物を食べるよ!
イモチャン

成虫の見た目

スンダハレギチョウ
裏側

スンダハレギチョウは表側と裏側で模様が大きく異なることが特徴的です。

表側はカバマダラに似た姿をしています。前翅は黒い縁取りで白い帯模様があります。体の内側がオレンジ色をしています。後翅は体の内側と縁に黒い小さな斑点があります。

裏側は「晴れ着」と称されるほど、鮮やかな模様をしています。黒、オレンジ色をベースに水色、ピンク、白が混じりあった複雑な模様をしています。

また、縁の黒と白のレース模様が特徴です。

同属のハレギチョウ(学名:Cethosia hypsea)によく似ていますが、表側の後翅の黒い小さな斑点がはっきりしているのがスンダハレギチョウです。

オレンジとレース模様がきれいだね!
イモチャン
英名では「orange lacewing」(オレンジレースウィング)と呼ばれています
シロヒトリ

スンダハレギチョウの小種名

スンダハレギチョウの小種名は「penthesilea」(ペンテシレイア)といいます。

これはギリシャ神話のアマゾーンの女王ペンテシレイアから来ています。

ペンテシレイアはオリュンポス十二神の一柱、戦の神「アレース」と、アマゾーン族の女王「オトレーレー」の娘です。

 

ペンテシレイアはギリシャ神話のトロイア戦争の際にトロイア軍側について戦いました。誇り高く、美しい女性でしたが、アキレウスと一対一で戦い、敗れました

アキレウスは死に際のペンテシレイアの美しさを見て恋に落ち、彼女を殺したことを嘆いたといわれています。

 

 

スンダハレギチョウがレース模様をしていることと、翅の裏側の模様の鮮やかさから、誇り高く美しい女性であったペンテシレイアの名前が使われたのかもしれません。

アマゾーンの女王の名前が付いてるって強そうだね
イモチャン
アマゾーン、またはアマゾネスは強い女性を意味する言葉としてよく使われています
シロヒトリ

まとめ

ハレギチョウ属は裏と表の鮮やかな模様が特徴です。また、産地によって微妙に姿が違います。

オレンジ色が美しいです
シロヒトリ
次回はチャリトニアドクチョウについて紹介するよ!
イモチャン